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大工さんの道具シリーズの記事一覧

シリーズ・大工さんの道具 7

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今回は、「鴨居ストッパー」

この鴨居ストッパー(写真上)は、鴨居や敷居を柱に取り付ける時に 写真のようにそれを受けとめておくものです。
この道具がなかった頃は、下の写真のように鴨居受けを板で作っていました。

このようにして、柱の取り付ける面の鴨居や敷居に対する角度をそれにうつします。この「うつす」事を大工さんは「光る」と言います。
光る時は、もちろん差し金を使います。

この道具は、真壁和室の造作でよく使いますが 柱を隠す大壁ではほとんど使いません。だから、出番が少なくなってきています。でも、なくてはならない道具です。


須藤

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シリーズ・大工さんの道具 6

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今回は「コンプレッサー」

シリーズ・大工さんの道具2で「釘打機」を紹介した時に、ちょっと出てきた「コンプレッサー」です。
今回は詳しく紹介いたします。

写真に写ってるのが最新型の「コンプレッサー(空気圧縮機)」です。
機械の下の方に空気のタンクが付いています。灰色っぽく丸い筒状の物が2つ見えるのがそれです。

このタンクは、容量が2つで12L。 その中に45気圧になるまで空気を圧縮して入れます。
とても圧縮されるため、入る空気のその量は、なんと540L!
大きい灯油のホームタンクの容量より多いくらいです。

この圧縮された空気を、釘打ち機によって圧力を変えて使います。
タンクのなかには、圧力センサーが入っていて 空気の使用量によってポンプが回りだします。

多量の空気を圧縮しては使う、ということを何回か繰り返すと、空気中の湿気も圧縮されて、タンクの中で水滴になり溜まります。
それを、仕事が終わったら空気といっしょに出します。
雨の日は湿度が高いですから、雑巾でふくと絞れるくらい出る時があります。

須藤

8 人の方が拍手しました。

シリーズ・大工さんの道具 5

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今回は、「下げ降り」

下げ降りというのは、長い糸の先に重りを付けたもので 柱を垂直に建てるときに使います。
写真の中では、下の方に写っている赤と黒のちょっと縦長のものです。

上の方に写っている赤くて四角いものは、自動糸巻き器です。
下げ降りを持って上げたり下げたりして好きな位置で止めることができます。

この自動糸巻き器をどうやって柱にくっつけているのか というと、鉄柱の場合は磁石で木柱の場合は太めの針をさして止めることができ 他にもいろんなところに引っ掛ける窪みが付いてる優れものです。

使い方は、写真のように吊り下げて 柱の面から糸までの間を上下共に等間隔にすればOK。

この自動糸巻き器のもうひとつのいいところが、柱の面から5cm離れたところから糸が下がっていることです。
だから下の方を5cmになるようにしただけでOK。

ところが、この優れものも1つだけ弱点があります。それは風に弱いことです。
外で使った時など糸が風に押されて下げ降りが静止しないのです。

でもそんなときは、防風下げ降りを使います。
5cm角の長いパイプの中に下げ降りが下がっているものです。

かさばるので持ち運びにちょっと不便ですが、建て事のときはこれがないと始まりません。

須藤

12 人の方が拍手しました。

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