Archive for 3月, 2011

3月

27

昔から材木は、10月から翌年の3月までに切った日本の木を使用することが基本です。
大切なのは、木が水を吸い上げる前までに切ること。
100年200年も長く家が持っているものは、この期間に木を切ります。
木に芽が出る前、木が少ない水で生きている時期です。
その時に切った材木は、一番良いのです。

そして製材をして家を建てて、4ヶ月くらいそのままにして、木の狂いや割れるだけ割らせておく。
そのため、家を一年かけて仕上げる。
もちろん材木は前もって乾燥されており、またしっかり組まれますので大丈夫なのです。
これが本当の住まいだと思います。

今、材木は人工的に乾燥をさせます。
木に含まれる水分を18%前後とするために、数ヶ月から一、二年ほど乾燥させる自然乾燥に対して、人工乾燥なら急速に、一週間ほどです。
そのため、木のヤニが取り除かれ、本来の木の特性とは少し異なります。
油を抜いてしまうので、木のツヤや風合い、香りが落ちてしまいます。

現在の家造りは、効率やコストのこともあり、3ヶ月~4ヶ月で仕上げるのが主流です。
そして柱などの材木には、節が無く、割れもありません。
それらは、材木の模様を印刷したものだったりします。
建具も表面は印刷の材木。さみしいですね。
今のお客様は、節の無い印刷された材木しか知らないかもしれません。

10年くらいを見ると、歩くことの激しい場所の床は色が変わってきます。
しかし、材木であれば、ペーパーで磨いて塗装をするとまた元に戻ります。
合板フロアやクッションフロアですと修理は難しいです。
全て張り替えなくてはなりません。
材木のほうが俄然、安く済みます。

材木には表と裏があります。
柱には頭と元があります。
柱の頭と元は間違えてはいけません絶対に間違えてはいけません。
昔から、木の生える上下を逆にして柱にすると、家運が悪くなるなどと言われました。
これは縁起の話ですが、私は本来あるべき方向で建てることでこそ、木の強さが発揮されると思います。

ちなみに私たちでは、木曽ヒノキは10月から3月までに切った材木しか使用していません。
土台、間柱、柱です。
また、床材に使うサクラ、ナラは外国産を使っていますが、基本的に全て材木を使っています。
そしてなるべく、6ヶ月の工期で家造りをしています。
日本の木を多く使用し、そして塗り壁が多いため、それらをゆっくりと乾燥させる必要があるからです。

長野県で育った木を使うと、100年200年と家を守ってくれます。
木は生き続けます。400年から500年も。
木は節があります。割れもします。
節があり、割れがあったり、木の表情を楽しんで下さい。それが材木です。
材木を使うと、日々の生活がとても楽しいと思いますよ。

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3月

10

上田市真田には、真田の里の隠し湯と言われる角間温泉があります。
角間温泉近くのお客様から、流し台取替えと玄関戸の取替えのお仕事を頂き、ついでに今回初めて行ってみました。

けっこうな山中で、氷柱がとてもすごかったです。
凍っている滝もありました。
わざわざ遠くまで行かなくても、近くにも良いところがあるものです。

皆さんも、冬の氷柱を見に行かれてはいかがでしょうか。






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3月

2

地元の神社で神楽に使う、お面や獅子などの修理を請け負いました。
どれも漆塗りで100年以上前のものと思われ、村祭りで使われています。

漆の盛んな木曾平沢の職人さんにお願いしました。

修理前


修理前


修理前


修理前




太鼓の中には、このような文字がありました。
作った方の名前や年代が書かれていると思うのですが、残念ながら私には読めませんでした・・・



修理自体は昨年末に完成しており、取りに行かなければならなかったのですが、私が入院中だったため、2月になってしまいました。
会社で誰でも取りに行ってもよかったのですが、私がどうしても行きたい・・・
そしてついでに、近くの開田村のとうじ蕎麦を食べたい・・・いつものわがままでした。

というわけで、とうじ蕎麦を求めて仕事は二の次・・・でもないですが、お蕎麦おいしかったです。

修理後


修理後


修理後


修理後


修理後

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