30年程前に手がけさせて頂いたこちらの住宅の和室は、床かまち(床の間の前端部分)に漆塗りを施し、桐の材木や竹を使うなど、個人のお宅の新築では今ではほとんど見られない、手間をかけて施工したとても思い入れのある和室です。
しかし南に面していて日当たりもとても良のに、現在ではほとんど使っておられないとのこと。
思えば私も齢70を過ぎて、畳の床に座ったり立ったりがしんどくなってきており、今ではイスでくつろぐことが多くなっていました。
こちらのお客様はクラシック音楽をたしなんでおられるため、畳からフローリングにして、イスにゆったり座りながら音楽を楽しめる部屋にすることをご提案いたしました。
もともと床下に断熱材は入れてありましたが、今回さらに断熱性能が良い物を新たに施工しました。
これは床暖房です。
歳をとると体が暖まりにくくなり、冬場はつらいものです。
しかしストーブでは足がいつまでも冷たかったり底冷えしたり・・・
足元からポカポカ暖まる床暖房は、シニアの方に快適に過ごしていただくのに、特に必須だと思います。
完成いたしました。
この他にも同世代だからこそ分かる、シニアの方向けリフォームのコツや工夫がたくさんあります。
今の住まいにご不満がありましたら、お気軽にご連絡ください。
担当:松本さやか 小林せいか 西沢えいすけ
アドバイザー・ご意見番:西沢えいすけ
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