27年度は介護保険の改正の年で、法の改正に伴い介護保険での住宅改修でも所得により自己負担の割合が変更になったり、
対象改修項目が増えたりと被保険者の方も介護されるご家族の方も注目されることが多かったと思います。
介護改修とは要支援・要介護認定を受けた方の居住する住宅を住みやすくする為に行う改修工事です。
介護保険から所得に応じて改修費用が支給されます。
簡単に介護改修の流れを簡単にご紹介します。
・打ち合わせ
まずは担当のケアマネージャーさんと一緒にお宅にお伺いし、お客様・ケアマネさんと必要な工事内容を相談し、
改修箇所の現場調査をします。手すりの設置等で下地がしっかりあるかどうかもこのとき確認させて頂きます。
・お見積り
打ち合わせに沿って御見積書・施工予定図面、写真帳を作成し、お客様にご提案します。
・申請
お客様よりご依頼を頂けたら、ケアマネージャーさんと申請書類を作成し、市へ提出します。
・着工
手すりの高さなどは実際お客様に握っていただき、より安全に使いやすいよう微調整をおこない取り付けます。
・完成
すべての施工箇所の写真を撮影し、再度施工箇所の安全確認をします。
お支払い後、領収書と完了報告書類を市へ提出し、後日お客様に自己負担額を引いた工事代金がお客様へ支給されます。
介護改修は対象のお客様にあわせて必要な改修工事をご本人、ご家族、ケアマネージャーさんとよく打ち合わせをしながら行います。
お客様が住み慣れた自宅でより安全に安心して生活できるようになれるようお手伝いさせていただければと思います。
建物内の手すりだけでなく、引き戸への交換や段差解消の為のスロープ舗装等も介護改修の補助対象となりますのでご相談ください。
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