以前より工事をさせていただいていたT様邸が先日、完成お引き渡しとなりました。
大正初期の建物の古民家再生工事(リノベーション)です。
当時からの雰囲気も大切に、また現代の生活スタイルにも合わせた改修工事となりました。
<外観>
外観がキレイになり心なしかシャキっとした感じがするなぁとお施主さんもおっしゃっていました。
<リビングから>
建具を全開放すればリビングと奥のキッチンダイニングが一体となります。
風も抜けていくので外と比べるとかなり涼しいです。
<2階>
使用しておらずお施主さんも数十年ぶりに上がったという2階です。
とても太く良い梁や桁がかかっていましたので、存分に生かした大空間となっています。
部屋割り等は今後検討されるとのこと。
<奥座敷>
光が複雑に入り込んできているのでとても幻想的な雰囲気があります。
外の風景も絶妙に計算されていて、
鴨居までそんなに高さがないのでちょっと背が高い人は狭苦しく感じるかもしれませんが、
座ると風景がちょうどいい具合に移り込むよう設計されています。
この部屋もほとんど利用されていなかったそうなので今後は活躍してくれると嬉しいですね。
<和室>
包まれていた梁を出し、天井を網代天井としました。
もともとあった帯戸は再利用し、改修前の雰囲気も残します。
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