シリーズ・大工さんの道具 6『コンプレッサー』

大工さんの道具シリーズ

今回は「コンプレッサー」

シリーズ・大工さんの道具2で「釘打機」を紹介した時に、ちょっと出てきた「コンプレッサー」です。
今回は詳しく紹介いたします。

写真に写ってるのが最新型の「コンプレッサー(空気圧縮機)」です。
機械の下の方に空気のタンクが付いています。灰色っぽく丸い筒状の物が2つ見えるのがそれです。

このタンクは、容量が2つで12L。 その中に45気圧になるまで空気を圧縮して入れます。
とても圧縮されるため、入る空気のその量は、なんと540L!
大きい灯油のホームタンクの容量より多いくらいです。

この圧縮された空気を、釘打ち機によって圧力を変えて使います。
タンクのなかには、圧力センサーが入っていて 空気の使用量によってポンプが回りだします。

多量の空気を圧縮しては使う、ということを何回か繰り返すと、空気中の湿気も圧縮されて、タンクの中で水滴になり溜まります。
それを、仕事が終わったら空気といっしょに出します。
雨の日は湿度が高いですから、雑巾でふくと絞れるくらい出る時があります。

須藤

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