介護保険を利用した住宅改修の施工例です。
介護保険の住宅改修の対象となる工事は主に以下の工事です。
・手すりの設置
・段差の解消
・床・通路面を滑りにくい材料へ変更
・扉の交換
・和式便器から洋式便器への交換等です。
今回は段差の解消と床材の変更の施工例をご紹介いたします。
段差の解消についてはスロープだけではなく、利用する方の身体の状態に合わせ、段差を低くする為新しく段差を設けることもあります。
玄関からのアプローチ 勾配的にはスロープも可能ですが、つま先が上がりづらかったり一歩が踏み出しにくい等身体の状態に合わせて
このような低めの階段を設け、段鼻部分にはタイルで色を付け段差を視覚でも確認できるようにします。
このくらいの段差と階段の奥行がありますと、車いすの場合でも自走や介助も無理なく段差を超えることができます。
床材の変更
昔のモザイクタイルは見た目は華やかでかわいらしいですが、表面がとても滑りやすいです。
床材の変更は主に滑りやすい床材から防滑性のある床材への変更の工事が対象となります。
既存のタイルをきれいにはがし、
滑りにくく、冷えにくいタイル材を張り直しました。
手すり以外にもこのような工事も介護改修として行うことができます。もちろんすべてが対象になるわけではございませんので、
担当ケアマネージャーさんや私共にお気軽にご相談ください。
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