車椅子の介護改修

車椅子の介護改修住まいのこと

最近、車椅子の生活の方や、夜にポータブルトイレの生活の方にお会いする機会が多くありました。

「終の住処です。」とベッドを指差して言われる方や、2、3階に住んでいて、自分一人では、車いすに乗って外に出たり、家の中に入れない方がおられました。

今まで介護改修では、トイレの問題ばかり考えていました。
今まで、トイレは何回も設置してきました。

しかし今回、車椅子のことについても考えさせられました。
そして気が付きました。
介護改修で、自分の家の床を下げる改修をしてみてはどうかと。

10帖間か8帖間の床を下げることで、トイレやベッドへも車椅子で行け、また、自分で外にも出て花を見たり、外の空気を楽しんだりできる。

そこで少し考えてみました。
車椅子の介護改修

外へ直接出入り出来る、引き戸のハンガードア。
他の人の手を借りずに、車椅子でも簡単に開け閉めが出来ます。

トイレの便器は消臭機能付きで、においません。
床にはビニール系の素材を使用し、汚れてもすぐに拭く事が出来ます。

暖房は床暖房が良いと思います。
床、天井は暖房等が少しで住むように施工します。

もし部屋の移動などで、トイレを片付けなければいけない時などは、40分くらいできれいに片付けることが出来ます。
その費用は5万円ほどです。
トイレの設置費用は20万円前後です。
便器は貸し出しも可能です。

このような工夫をすることで、家での生活も不便が軽減され、
また、一ヶ月の半分を施設、半分を自宅で。との生活も良いのではないでしょうか。

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